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October 02, 2004

きんの映画評 vol.3 

きんの映画評 vol.3→『コニー&カーラ』

きんの映画評 vol.3→『コニー&カーラ』

まずはあらすじ紹介、といきましょうか。

コニーとカーラは、小さい頃からみんなの前で二人で歌って踊ることが大好き。それは大人になってからも変らず、いまだにスターになる事を夢見ている"いい年の女性"。しかし、"いい年こいてる"故に、立てるステージは空港内のカフェテリア。しかも客はいびきをかいてる・・・それでも夢を捨てない二人が、うっかり殺人事件を目撃してしまい、町から脱出。ロスに身を隠す羽目に。ついには性別まで隠して、ゲイパブでドラッグクイーンとしてオーディションを受ける。ところが、今まで培ってきた生の歌声とダンスが、なんとオカマに大うけ。身を隠すはずがいつしか二人はロスで有名になってしまい・・・

この発想の転換がいいよなあ~。"いい年の女性"が、女としては吐いて捨てるほどの実力の持ち主でも、オカマとしてなら、とんでもなくずば抜けた実力をもつアーティストとして認められる。うーん、なるほど~、と唸るほどニクい設定を考えたのは、主演のコニー役、ニア・ヴァルダロス。去年、『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』でヒットを飛ばした、才能ある女性で、前作同様、今回も脚本、主演を務めています。前作でもビックリしたのですが、このニアさんの変貌振りがすごい!ダサダサの結婚できない30過ぎの女性が、恋に目覚めてキレイになっていく様が「わー、この人女優ー」っていう位、目を見張るほど大変身。今回もドラッグクイーンの時と、恋するただの女の時の彼女の表情や表現に釘付け。同業者として勉強になります。
そしてもう一人の主役、カーラ役のトニ・コレット。彼女は『シックス・センス』のオスメント君のお母さん、といえば思い出すかな?この人もいい!!コニーを優しく、時に厳しく支えてあげる、心憎いかわいい女性を演じてます。
まあ、何がいいって、やっぱ歌よっ!劇中で歌う、ミュージカルナンバーの数々はブラボー!先月、『タイツ祭り』でミュージカルナンバーを歌っていただけに、『ジーザス・クライスト・スーパースター』とか『コーラスライン』の「WHAT I DID FOR LOVE」(注:私が歌ってた♪怒らない~♪の原曲です)が胸に染みました。しまいにゃ『雨に唄えば』のヒロイン、デビー・レイノルズが本人役で登場しちゃって大興奮!ボルテージあがる素敵なショーが劇中に繰り広げられます!
しかし、ただコメディだけでなく、この話には様々な要素が含まれてます。性差別の問題、ストレートな男女の恋愛、夢を持つことの大切さ・・・ラストまで楽しませてくれ、ホロリと、そしてジンワリと心をあっためてくれます。めっちゃお勧めです。
目安として、『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』をまず見て!面白かったら、この作品もきっと好きですよ。

実はこれを観て真っ先にかんちゃんに勧めました。"いい年の女二人組"・・・この二人の設定が、ちょいと「きんかん」と似てたから・・・うーん。この方向転換、ナイスアイディアかも・・・いや、もちかけたら怒られそうだな・・・

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