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October 06, 2004

きんの映画評 Vol.4→『モーターサイクル・ダイアリーズ』

きんの映画評 Vol.4→『モーターサイクル・ダイアリーズ』

きんの映画評 Vol.4→『モーターサイクル・ダイアリーズ』

ガエル・ガルシア・ベルナル。えっと・・・人の名前です。なんかの活用形とかじゃありません。

先月、この映画を観たんですが、ちょうど同時期に観た作品に、なんだか彼がよく出てたんです。最初に観たのが『ドット・ジ・アイ』、次に友人の勧めでビデオで観た『天国の口、終わりの楽園』、そして『ブエノスアイレスの夜』。で、今回の『モーターサイクル・ダイアリーズ』。わー、4本目だ・・・そりゃ、名前も覚えちゃうっちゅ-ねん。全部、偶然。さすがに今回観た時は「わ、またこの人か・・・」と思ったんですが、いや~これはいい作品でしたよ。(かといって、他の3本が悪いってわけじゃないです)

このお話は、キューバ革命の指導者として世界的に有名な、“チェ・ゲバラ”が23歳の時に、先輩のアルベルトと共に、おんぼろバイクで南米大陸を横断した体験記、「チェ・ゲバラ・モーターサイクル南米旅行日記」を映画化したもの。1万キロ以上を旅した彼らが体験する、とにかくたくさんの出来事が、後の人生に大きく影響を与えています。当時、医学生だったチェ・ゲバラは、この旅がなかったら革命とは無縁の人間だったかも。クイっと方向転換した基盤が、この旅にあるのだと思うと、本当に人生って面白いなあと思うばかり。誰しもそういうこと、きっとあると思います。それだけに観ていて共感する事が多い。特に彼がハンセン病患者達と出会い、共に過ごし、そして別れていくシーンはグッときます。彼が各地で体験した事、触れ合った人々、そこで感じたことが、彼の人生を大きく変えていく。そして多分、それは巡り会うべくして会ってる、彼が世の中を変える為に、既に用意された出来事だとも思います。運命なんですよねー、きっと。
と、同時に、「男っていいなあ~」なんて思います。男のロマンってこういう事を経験してる人にこそ語れるんだろうなあ。きっと男の人は好きですよ。そして旅にでたくなるでしょうね。
というわけで、この作品は特に男性にお勧めします!もう冒険できない・・・と思ってる20代後半、30代の独身の方、はたまた結婚してても、守るものがたくさんあって身動きできない、あ~俺も若かったらなあ・・・と諦めムードのお父さんに・・・いやいや、もっと広く呼びかけちゃえっ。今を生きる男性のみなさま!観てください!そして男の野望や、骨太な考え方(最初は意外とチェ・ゲバラの方がひ弱だったりするんだけど・・・)を取り戻して欲しい!!もし、この映画によって何か考え方が変わって、これからの人生にいい影響を与えられたりしたら・・・それもあなたの運命。天国のチェ・ゲバラ氏も喜んでくれることでしょう。

余談ですが、一緒に旅する先輩アルベルト役の、ロドリゴ・デ・ラ・セルナ氏、実在のアルベルトにそっくりなんですが、なんと、偶然にもチェ・ゲバラの“はとこ”だったそうです。
ガエル・ガルシア・ベルナル・・・今、私の中で注目の役者さんです。

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