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January 13, 2005

きんの映画評Vol.8→『オペラ座の怪人』

きんの映画評Vol.8→『オペラ座の怪人』

この作品を観たのはこれで3回。
初めて観たのは高校のときで、劇団四季の初演だったと思います。私の大好きな市村正親さんがファントムを演じてました。♪デーンデデデデデーン♪でお馴染みのあの代表曲と、蝋燭の海を舟で渡る幻想的なシーンが強烈に印象づいています。2回目はNY!ブロードウェイ!が、想い出されるのは、あの時一緒に行った元劇団員の加瀬君が、あまりの感動にすぐさまサントラを買い、何故かクリスティーヌのアリアの♪ア~ハハハ~♪というソプラノを、かすれた声で無理くり歌ってたこと。本場を観たのに…もったいない…。
というわけでこれが三回目となるわけですが、いや~悔しいけど、今までで一番良かった…。
その日、5分ほど遅刻して無理やり入れてもらった私。目に飛び込んできたのは、古ぼけたオペラ座が一気に当時の豪華さと優美さを取り戻すシーン(あのCMでやってるシーンね)。すごっ!キレイ!ファンタスティック!いきなり映画の世界へ引きずりこまれました。これぞJ・シュマッカー監督の成せる業。『フォーン・ブース』といい、『ヴェロニカ・ゲリン』といい、やはりこの監督さん、好きだなあ。惹き付け方がうまいんです。実は15年前からこの作品のオファーがあったとか。でも今の技術を考えると、映像でやりたかったことを実現させるのは、15年後の今というタイミングで良かったんじゃないか、と生意気にも思います。ファントムの隠れ家である地下の巨大な迷宮や、オペラ座の華やかな内装と舞台、そして入り組んだバックステージ。舞台では実現できない壮大な映像美が堪能できます。
そして何より改めて感動したのが、歌。楽曲の良さにサントラを買おうかと思ったくらい。アンドリュー・ロイド=ウェバーのメロディラインの美しさは、高校の時には解んなかったんだなあ…聴いてると涙が自然と沸いて出てきます。あまりにキレイ過ぎて、隣の男性はウトウトしてましたけど。
その歌を歌ってる主役の3人、吹き替えナシで見事に演じてます。特にファントム役のジェラルド・バトラー(『タイムライン』『トゥームレイダー2』)のせつないテノールの叫びは、女性なら胸キュンですよ。そしてクリスティーヌを演じた、エミー・ロッサム(『デイ・アフター・トゥモロー』ではサムの恋人役)、彼女はなんと17歳ですってよ!奥さんっ!ま~才能溢れる若い娘っていいわねえ~。彼女の冒頭のアリアは清楚で可憐。耳に心地よいです。
舞台版にはない、ファントムの出生の秘密も描かれていて、とにかく大満足。映画でしか味わえない世界観を魅せてくれるでしょう。
しか~し!舞台人としては、やはり劇場で聴く生の歌声をお勧めします。やっぱライブよ!
う~ん。改めてもう1度、舞台を観たいなあ…。

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