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March 23, 2005

きんからのおしらせ

公演で毎回、いろんな歌を歌わせてもらっている、幸せモノの私。
毎度劇場に入るたびに思います。「こんな立派なところで、ここにいる全ての人に自分の歌を聴いてもらえるって、幸せだなあ~」と。
もちろん芝居もやっていますが、「歌うこと」は私にとってまた特別な意味を持つことなんです。
物心ついた頃から歌い始め、ピンクレディや松田聖子、中森明菜を常に追求(?)し、ドリカムにハマり…とにかく歌いまくってました。特に自分の部屋が出来てからは、鏡を見ながら大熱唱していたもんです。
部屋で歌っても誰も聴いてない。でも劇場で歌うと沢山の人が聴いてくれる。今のこの仕事のありがたさ…骨身に染みます…。
さて、振り返れば邦楽街道まっしぐらだったわけですが、今、最も聴いてるR&B系にハマッたきっかけってのがありまして。
それは1本のカセットテープでした。
SETの研究生のとき、高校の英語の先生だった稲辺先生、通称“いなちゃん”から、公演のチケットをとって欲しいと頼まれ、そのお礼として先生は、自分の好きな曲をカセットテープに入れ、「こういう曲を勉強しなさい」と言って、私にくれたのでした。
「おいおい、卒業しても勉強しろってかっ」と、まだ青い私は、しばらくテープを聴かずに放っておいたのですが、(先生ごめんねっ)ある日、ふと思い立ちテープを聴いてみました。その中に入っていたある曲、これがとんでもなかった。
「なんだ?!この曲?!」早い曲だと思っていたら、急にゆっくりになったり、また早くなったり…つまりはリズムは一定なんだけど、ビートの刻み方が細かく早いか、粗くゆっくりか、ということなんですが、青い私にはそんな感じ方。でもメチャクチャかっこいい!こんな曲、ありなんだ~と、感動しまくり、テープ巻き戻しまくり、とにかく聴きまくりっ。それからそのテープは何年も私のお気に入りとなり、同時に音楽の嗜好も変わってきて、今に至るわけです。
で、なんでこんな話をしたかというと…実は、その先生とLIVEをやることになりました。歌う曲はもちろんR&B系。私と先生が好きな曲ばかりガッツリやります。詳細はこちら!

3月26日(土) 
18:00~OPEN 19:30~START
(私の出番は20:30~の予定)
CHARGE:¥1500
中目黒・楽屋(らくや) http://www.rakuya.net/
目黒区上目黒2-15-6 
03-3714-2607(お問い合わせはこちらにお願いします)
東急東横線・地下鉄日比谷線 中目黒駅下車 徒歩5分くらい
(改札出て右方向・目黒銀座商店街入って100M程先右側)

ちなみに一緒にLIVEをやるマリマリズは、沖縄民謡。こちらもかなりお勧めです!歌もいいのですが、MCも素敵で、この方の「沖縄のちょっといい話」系には、いつも涙が出ちまいます。約1時間ずつのLIVEと、最後にJOINT LIVEもやります。興味とお時間がありましたら、是非!ご来場下さいませ!
そうそう、私がショックを受けた例の曲にも、挑戦します。タイトルは『STREET WALKING WOMAN』カッコよく歌えたら…拍手してやってください。

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March 07, 2005

きんの3月6日・公演後記その2

ゲストさんの話・後編です。

さて、かんちゃんの写真館でナイス・スマイルをふりまいてる、NORIYASUさん。悩殺される程キュートなフォトジェニック(?)ちゃんです。
この人のジャンベに多くの人が涙したことでしょう。
実は、『島唄』は、一番RH回数が少ないんじゃないかな?NORIYASUさんが、あまりやりたがらなかったのです。ある日、「あまりやるとよくないから、RH、やらなくていいっすかね?」と言われ、「あ、はい!」と元気よく返事したものの、心の中では「そ、そんな…」とおいすがってたのでした。でもその気持ち、わかる。本番勝負なのよね、こういうのって。で、その結果が、あの魂のジャンベ。気持ちを高ぶらせる音色に、私も後ろにいながら心打たれ、やっぱり、涙…。
芝居の中では、ガンジーだの犯罪者だの言われ、時にはモップを頭に乗せられたり、水晶玉扱い、しまいには手錠もかけられ…こうやって羅列するとなんだかスゴイ…もう、劇団員からはネタの餌食にされてしまっていましたが、ガッツリ笑いを取っていたそのお姿には尊敬です。
ジョン(宮内君)とのシーンで、「ありがとう」と言う時に「肩に手をかける」という動きをつけられたNORIYASUさん。役者ならスルッとやってしまう動作ですが、NORIYASUさんは「こんなこと、したことないよ…はずかしい…」と大テレ。でもやったらやったでサマになってるし…とにかくこの方の業績(?)のあげ方、かっこいいですね。
稽古場のご近所にお住まいのようなので、これからはちょこちょこお食事会を開催できそう。っつーか、昨日開催しちゃった…近々かんちゃんがその模様をアップしてくれることでしょう。またバチバチ写真とってたので、おもしろ写真に乞うご期待!

最後にHIDEBOHさん。私たちはその人を“神”と呼び、TAP板が敷いてあった舞台前のエリアを“ゴッド・スペース”(なんかチープなネーミング)と名づけ、その偉大さを讃えていました。あのエリアに入ると、なんだか神聖な場所を汚したような気分。一度だけ、神の隣になるフォーメーションがあったのですが、威圧感&違和感に包まれる!あたしみたいな平民が隣にいっちゃいかん!もうバチ当たりめがっ!と自分を戒めてしまう気にさせる位。
神曰く、「いつもなら何かしら考えながら踊るのに、今回は殆ど、“無”になっていた」とか。ラストのソロは、無音の中で数分踊った後、自動的にナレーションが入ってくるのですが、(私はHIDEBOHさんからのきっかけで、音響さんがナレーションを出してるんだと思ってた!)千秋楽ではピッタリその間尺でソロを終えたというからスゴイ!まさに神業だ!
実は本格的に芝居をしたのは、今回が初めてだったとか。しかし、ちゃんと稽古に参加出来たのは本番10日位前。本当に多忙な方で、なかなか稽古に来られないような状態だったのです。なのに誰よりも出番が多く、つまり台詞も多い!ご本人もかなり不安だったらしく、ついには不眠症になっちゃったそう。どうしても台詞が覚えられなくて、家でとにかく暗記作業。飼い犬相手に台詞を言い放ち、反復練習していたとか…ボー様、カワイイ…そのお姿が見たかったわ~。あんなに細かいTAPのステップを覚えるよりは、台詞の方が簡単に覚えられそうなのになぁ…不思議だなぁ~。
不思議と言えば、公演中、体調が悪かったはずのに、本番が始まると不調を感じなかったとか。とうとう千秋楽の翌日にガクンときちゃったそうです。「公演中は何かに支えられてやっていたような気がするんだよね」と言っていた神のお言葉が忘れられません。
実際、確かに私もそんな気がしていました。最後のTAPが終わった後、みんなが去り、3人だけになるのですが、いつだったか、ふと視野にヘルメットを被った人影を感じたのです。まさしく、隊員達が被っていた、あのヘルメット。みんなハケてるはず。衣裳も全員制服に着替えてるため、防火服を着てる人は誰もいないはずなのに…そのとき、本当に嬉しかった!勘違いかもしれないけど、もしかしたら彼らが見守っていてくれてるのかも。そう思ったらもう嬉しくて、この思いが届いたらいいのに、と強く願ったのでした。

本当に素晴らしい人達と出逢えたこと、そして、共にこの作品に関われたことは、私にとって大きな財産になりました。
たくさんの刺激を受けたことも、それによって奮い立った自分への勝負も、忘れられない大事なことになりました。
『天国への階段』が、観て下さった方々にも、忘れられないものになることを願って。
本当にありがとうごさいました。

2001.9.11、被害にあわれた全ての方々のご冥福を、心よりお祈りいたします。

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March 05, 2005

きんの3月5日・公演後記・その1

 『天国への階段』、無事に千秋楽を迎えました。
ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました。
この公演で得たものは、ホントに大きかった。いろいろあるんだけど、まあ、おいおい話すとして…今回はゲストさんの話をしましょうか。多才なゲストさんたちに、かなり、刺激されましたね。

大和さんからはツッコミを、久ヶ沢さんからはボケに対する刺激をガツンともらいました。
ぶっちゃけちゃうと、久ヶ沢さんの台詞のところで、私は全ステージ、後ろを向いて笑っちゃってました。スンマセン…だって、面白すぎるんだもん!あの人!
私が好きだったのは、裸足でペタペタとTAPを踏もうとするところと、「あたしも~おかわりぃ~」のくだりです。(観てない人には絶対解んないよなぁ~すんません、不親切で)
なんであんな発想できるの?ああ、うらやましい!そんな久ヶ沢ワールドにすっかり魅了されてました。悔しいくらいハマッたなあ~。
大和さんは最初、とっつきにくそうな人だと思っていましたが、実はとても気を遣う優しい人。コワモテの人って、ホント、得よね~。ちょっと優しくすると、もんのすごくいい人に思われるもんね。ちなみにかんちゃんは怪我していたため、大和さんに結構いたわって貰った様。ふと手を貸してくれたり、荷物を持ってくれたり。そんな優しさにちょっとクラッとなったそうです。な~んか手口が垣間見えます…。
私は勝手にダウンタウンの松っちゃんに似てるって思ってるんですが、ソレ系の粗暴さと、相反する繊細さを兼ね備えてる、なんだかカッコいい人、というイメージを持っちゃいました。本性はいかに…?

JUNさんは3度目の共演で、いつもダンスのカッコよさにホレボレ。田上さんの歌で踊るJUNさんのソロダンスを、リハでいつも健二郎と大竹が真似してました。真似したくなるのはインパクトが強い証拠。そんな振付を思いつくのってスゴイな
と、つくづくおもいます。
実は公演の帰りに一緒に飲んだとき、なんだか二人で熱く語りあいました。「役者とは!?」とか「これからどうする?!」とか「もっと勝負しようぜ!」とか…(これ、劇団員とよく話すジャンル)そのうち、別テーブルへ移ったJUN氏の隣を見ると、某劇団員が泣いてる…そっちでも熱く語っちゃった模様…次の日その子に、「ごめんね」と謝ったというからチャーミングよね。でも、こういうのって成長していく上で大切なもんです。核に触れるとこまで話してくれるなんて、もう劇団員の域。さすが、劇団と8年も関わってるだけあります。また、熱い話をしたいぞ!

あら、長くなったので、この続きは、また明日…
 

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