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March 27, 2006

”マリンタワー”~オカンと私とたまにオトン~・・・・・・・・・・かん。

土曜日、久々に実家の横浜へ帰った。
ちょくちょく帰れる距離なのに、お正月以来の帰郷。
帰ったのが遅い時間だったので、その日はもう二人とも寝ていた。
出迎えてくれる人はいない。
遅いって言ったって・・・・・・・・・
22:00なんだけど。

ウチは寝るのが早い。
その代わり、起きるのは当然早い。
ウチは夜7時以降に電話しても出ない。
起きてるけど、二人とも布団に入ってテレビを見ているので、面倒だから出ないのだ。
よっぽどリンリン鳴れば
「ったく、しょーがねーなー、」
って感じで出るみたいだけど、普通に鳴らしたくらいじゃ、全然、テレビに釘付け。電話は出ない。
私も、わかってるから、その時間にはかけない。
電話をかけていい営業時間は午後5時まで。
後は明日。

オトンなんか、昼間だって、出やしない。
なんだそりゃ!?
電話はお母さん任せ。
ま、この家には二人だけのルールが色々あって、一緒に暮らしてない私がとやかく言う空きはないので、私は黙認している。

次の日。
一階からは座長のラジオが聴こえる。
オカンは毎週日曜日は、座長のラジオを聴きながら、販売機にタバコやジュースを補充したり帳面に何か書いたりして仕事をしている。
「そろそろ、起きよう・・・・」
一階に下りてみる。

誰もいない。
ウチの座長を置き去りにしたまま、オカンは出かけたようだ。
これもウチでは有り、だ。
私は殿のトークを聴きながら、牛乳をチンしてフーフーしながら飲んだ。
しばらくすると、オカンが帰って来た。

「うわっ、びっくり。起きたの?」
「うん。」
「もう、歩いてきちゃった~。えーと、何歩かな~?じゃん、(万歩計を見て)9437歩!」
「あら、これから一緒に出かけようと思ったのに、もうそんな歩いちゃったの?」
「うん。だって桜がチラホラ咲いてるからさ~。今日はその下で、バザーみたいなのやっててさ~。
じゃまだった。」
あくまでも、桜のみ、見てきたらしい。

「じゃあ、大さん橋のレストランでお昼でも食べて、”人体の不思議展”も見に行こうよ。」
ってことで、二人でバスに乗った。
ちなみにオトンは家でテレビ。

地元の人ならわかるでしょうが、本町4丁目で降りて、歩いた。
しばらく歩くと、事件が発生した。

「あれ?ポケットに入れた携帯がない!!」と、私。
「ええ!?」
「うわ~!バスだ!バスのシートに落してきた!!電話、公衆電話!」
二人で走った。
目の前に”シルクセンター”が見えてきた。(地元の人ならわかるわね?)
「アンタ、先に走りな、私、後から行くから。」
先ずは自分の携帯に電話をかけた。
運が良ければ、誰かが取ってくれるかもしれない・・・・・・・・・・・
ダメだった。留守電になってしまった。
オカンが来た。
「104で、バス会社の番号聞きな!」
そう言って、映画のチケットの半券をメモ代わりにボールペンを出した。

バス会社の人に伝えると、
「では、見つかりましたら後ほど連絡しますので、連絡のつく電話番号を教えて下さい。」
実家の番号を言った。
次に携帯会社へ一時停止の手続き。
これで、一先ず、やるべきことは全て終了。

「お父さん、電話が来ても出ないよ・・・・・」
「うっそー、出るでしょ。」
「出ない出ない。」
試しに電話してみる・・・・・・・・

ホントに出ねー。

「バス会社から電話くるから、帰らないとダメだよ。」
「じゃあ、私は、さっき降りた停留所に落ちてないか、確認してから帰るわ。」
「じゃあね、後で。」

停留所にも・・・・・・・・やっぱりなかった。
メチャメチャ気持ちがブルーになる。
たかが、携帯。
されど携帯。
誰かの手に渡ってしまってるんじゃないか?
悪用されていないか?
悪いことばかり考えて、不安になる。
こんな温かい日曜日。
久々に帰ってきて、美味しい物でも食べに行こうと、出かけたのに、私が携帯をポケットに入れてきたばっかりに、こんな面倒なことになっちゃって。
せっかくの楽しい日が台無しだ・・・・・・・・・

実家に電話をかけてみる。
「あ、私。電話来た?」
「まだ、私も今帰ったところ。」
「バス亭にもなかったから、これから帰るね。」

しばらくすると、バスが来た。
”磯子行き”
バスに乗ると、行きと同じ場所に座ってみる。
私は一体、どういう風に落してしまったのか?
一人現場検証を始めた。

私はタイヤの上の席に座った。
ポケットはやや浅めな感じでスベリやすい生地だった。
タイヤの上なので、膝の位置が高くなる。
すると、ポケットの物が出やすい角度になるというわけだ。
しかも、シートに落ちても音がしないから気付かない。
はは~ん、そういうことか・・・・・・・・

そうこうしているうちに、このまま磯子の車庫まで行こうと思った。
携帯が見つかれば、磯子車庫の営業所に預けられると聞いていたからだ。

「すいません、私、忘れ物を取りに行きたいので、車庫まで行きたいんですけど、どうしたらいいんですか?」
運転手さんに、飛ぶ鳥落す勢いの、運転手さん落す勢いの、メチャメチャ眼力入れて、超可愛い感じで聞いてみた。
こういう時はとりあえず、私の中の女、を顔に集中させる。
私の気のせいかもしれないけど・・・・・運転手さん、頬が赤らんでいたような・・・・・・・

「隣りのホームで待ってれば、どのバスも連れてってくれますよ。」
気のせいだと思うけど、頬が赤らんでいる運転手さんに、またまた素敵な笑顔で
「ありがとうございました。」と答えた。

「あ~、たぶん私に今、惚れたな・・・」
とか思いながら、家に電話をかける。
「電話きた?」
「アンタ~、どこにいるのよ~!電話きたよ。磯子の営業所にあるから取りに来てって。」
「そう思って、今、磯子。」
「あら、やるわね~。」
「じゃあ取りに行ってくる。でさ、お昼どうする?外出てくる?」
「いや~、アタシ、今食べ始めちゃって、止まんないわ~。帰ってきな。」
止まんないって・・・・・・・・・
安心したからか。

「一応、自分のかどうか、確認して下さい。」
電源が切られていた。
私が公衆電話から電話した時、バスの中で鳴ったのだろう。
そしてたぶん、運転手さんが電源を切ったのだろう。
電源を入れると、毎度お馴染みの”正月くん”が画面に出てきた。
「はい、間違いないです。」
私は携帯をギュッと握りしめた。

家に着くと、オカンがテレビを見ながらゴロゴロしていた。
「お帰り~。あった?」
「うん。いや~、ホントにすいませんでした、ご迷惑をおかけしまして・・・・・・・」
「アンタもお腹すいたでしょ?」
「そうね~。」
「何食べる~?」
「じゃあ~ラーメン。」
「ラーメンは・・・・・・(冷蔵庫を見て)・・・・・ない。」
「じゃあ、適当になんでもいいです。」
「あ、うどんがあった。」
「じゃあ、うどんで。」
「はいよ~。」

携帯の一時停止解除の手続きをして、トイレから出てきたら、
温かいうどんがもう出来上がっていた。
天かすとお肉と白菜の入ったうどん。
甘~いおつゆの匂いが立ち込める。

「旨い。旨いなぁ。このだしは何?」
「これはウチにいつもある”かえしのたれ”だよ。」
「ああ、あれか。」
「これがあれば、なんでもできるんだよ~。」

外へランチに行かずとも、5分も掛からず出来たうどんの、なんて美味しいことよ。

「じゃあ、これ食べたらもう一回出かけようよ。」
「いいよ~ん。」
そう言って、オカンはトイレに行った。
「ちょっと~、今トイレ行ったら、ズボンのボタンが取れたんだけど~!また何か起こるのかしら~?」

ただ、腹が出てるからじゃないかと思う。
あの腹にはなるまい・・・・・・・・・

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Comments

そういえば先日、ニッポン放送の『ビバリー昼ズ』に座長がゲストで出てて、『三線の花』をリクエストして流れてました。
思いがけず聴けて、うれしかったっす。

Posted by: ィ横浜のたなか | March 30, 2006 at 09:03 PM

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