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May 21, 2007

その後の「熱海五郎一座」の私・・・・・・・かん。

痛い。
まだオデコが痛い。

昇太師匠は、これみよがしに、まだ冷えピタを貼っている。
そして、まだ、モッコリしている。
オデコが。

二日目の本番。
今度はちゃんと、正しいソデから自信を持って出た。
そしたら

また、ぶつかった。

「え~!何でだよ~。もうがっかりだよ・・・・・・・」
と暗闇の中でショックを受け
舞台に明りが点くと、満面の笑みで歌った。

三日目の本番前。
舞台監督さんに
「すいません、あのシーンの皆さんの動きを確認させて頂いてもよろしいでしょうか?」と申請した。
まずは、ぶつかった犯人を探す。

「昨日、ぶつかった人~?」
「は~い。」

いた。
今回は私の師匠、小倉さんだった。
「あら、小倉さん、どこに向かって帰って来るんですか?」
「ここ。」
舞台一番前のソデ、イチソデだった。
私は二番目のソデ、ニソデから出ている。
「じゃあ、昨日どうやって歩いてたかやってみましょう。」
二人で現場検証が始まった。

もの凄~くゆっくりこっちに歩いてくる、深海魚がいる。

「小倉さん、遅っ。」
手を前に出しながら、顔が座頭市になっている深海魚である。
「オレ、暗転中は遅いんだよ~。」

もう、コントである。

ま、スタートダッシュの早すぎる私が一番の原因だけど、
それにしても・・・・・・・・
今まで、SETでもずーっとそうだったのかぁ~、と思うと
よくやってたなぁ~、と思ったりして。
「もう、このじいさん、誰かが手を引いて歩いてやれば?」
と、思わず言いそうになった。

そして、本番。
舞台が暗転になった。
真っ暗の中で、深海魚の気配を探す。
「もう、行ったかな・・・・・・深海魚。」
私も手を前に出しながら、少しゆっくり歩いてみた。
なんとなく、左側にまだ深海魚が停滞しているような気配がする。

「ああ~怖いよお・・・・・・」
なんだか、トラウマになってきた。
今まで、暗転で、ビクビクしたことなんかないのに。
なんで、こんなに怖いかって言うと、
左側には深海魚、右側には紗幕(しゃまく)というものが降りてきていて
頭に当ろうもんなら、死んじゃうかもしれないからだ。
何しろ、幕の一番下には鉄の棒が入っているからね・・・・・・・

三度目にして、やっと、上手くいった。
アタシはド素人か!

終演後、飲み会の席で向いに昇太師匠が座った。
今夜も、オデコの冷えピタが光っている。
横には深海魚。
美味しいお酒が飲めたとさ・・・・・・

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May 19, 2007

「熱海五郎一座」公演中!・・・・・かん。

いよいよ始まりましたわよん!!

初日の昨日は、ガンガンの笑いで皆ノリノリ。
ハプニングもなくズンズン進んでいったのですが、
私、ハプニング起こしちゃったの!

昨日、観にいらしたお客様、わからなかったでしょうな~。
なぜなら、暗転中だから・・・・・・・

いや~、自分が出るソデを間違えちゃったのよ。
「あ、こっちじゃない。」
と気付いた時には、もう遅かった。
前のシーンが終わって、暗転。
「いいや、こっちから出ちゃえ!」
と思って、なるべく舞台の前っつらを歩いていったら

ごっつ~ん!!

誰かと暗闇でおもいっきり、おでこをごっつんこ。
私はその勢いで後ろへ倒れ、尻もちをついたのだ。
小さい声で「ごめんなさい!」と言い、立ち上がろうとしたら
また、誰かとぶつかり倒れた。

ドレスを着た私は、暗闇で二回も尻もちをつき、
舞台には、これから自分が唄う曲のイントロが流れている。
「あ~、歌までに自分の立ち位置へ行かなきゃ~。」
しかし、おでこをぶつけて、髪が乱れている予感。
そして何より、左目のコンタクトがない・・・・・・・・・・
ぼんやりしている。
が、仕方ない。
こんなことで、できない。じゃ済まされないのが舞台である。

舞台に照明が入り、歌がスタート!
何も無かったように、唄い、芝居をしてソデに帰ってきた。
誰とぶつかったのか、
なんとなくわかっている。

まず、そこにいた東っくすに近寄り
「今、ぶつかったよね?」
「ぶつかった。」
「どこに当たった?」
「ひざ。」
「あ~、ごめん、ごめん、ごめんなさ~い!!」
「びっくりしたよ。」
「出る場所、間違えちゃったのよ~!」

ひざに当たったということは、一人目じゃなく、二人目だ・・・・・・・
一人目の方が絶対痛いはず。
私も、どんどんおでこが痛くなってきた。
一人目はもうそろそろ、ソデに帰ってくるであろう、あの人に違いない・・・・・・・・

私がソワソワしていると、座長が寄ってきた。
さっきの芝居のダメ出しを早速言いに来たのだ。
「あそこのセリフ、もっと否定的に言って。」
「はい、わかりました。」
返事はしたものの、実は全然耳に入ってない。
「とりあえず芝居の反省は後で、しよう。」
と、座長のダメ出しを頭の引き出しにしまった。

一人目の人物であろう人が来た!
「当たった?」
「当たった。」
「ごめんなさい。本当にごめんなさい。どこに当たった?」
「おでこ。」
「痛いでしょ?」
「痛い。でも、大丈夫大丈夫。」

いつもニコニコしているあの人は
こんな時でも、こんな時だからこそ、ニコニコしていた。

終演後。
初日乾杯の席で、その人と私はおでこに氷のうを当てて出席。
皆から、写メを撮られた。

ああ・・・・・・・私、とってもショック。
自分だけなら、どうなってもいいけど
人を巻き込んでケガさせてしまったことが、ショック。
こんな単純なミスをしてしまったことがショック。
何しろショック。
やたらと気持ちがブルーになった。

「明日、昼間に仕事入ってる?」
氷のうの下のコブを見ながら、一人目の方に聞いてみた。
「うん、入ってる。」
「ええ!何?」

「笑点。」


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May 14, 2007

きんの、美しき想い出たち

今週の金曜日にいよいよ初日を迎えます、『熱海五郎一座』。

昨日、最後の稽古場通しをやりました。

最後の通しなのに、
「はい、ここは飛ばします~。」
なんて部分がある。
稽古をやりすぎちゃいけないのです。

「今までの作品で、こんなこと、あったっけなあ?」

思い返してみたけど…なかった…。

どうなることやら・・・
私たちも、かなり楽しみにしてます。
みなさんも、楽しみにしていてくださいね~っ。

ところで。
前回、「放電してきます!」と言って、旅立ちましたが…
今回は、そのご報告を。

しかし。
語りだすとキリがないので、こうなったら写真で綴ります。

きんの美しき想い出たち、でございます~

↓まずは、心奪われた、海~

Ocean

↓5日間泊まっていた、ロッジ。

Lodge

↓おもしろいことに、各ロッジに担当の犬、カオハガン犬がいます。
番犬にするには優しすぎるくらい、おとなしい。

Dog

↑こんなふうに、バルコニーに犬がたむろってます。
犬がキライな人も、大丈夫。絶対噛みません。
なぜなら・・・人に噛み付くと、殺されて食べられちゃうんだってっっ(汗)
それを、ちゃんと遺伝子で分かってるらしい…

What

↑これは、セブ島に買い物に行った時に見つけた、洋服にプリントされていた日本語。
なんでHONG KONGなのか・・・謎・・・

Bye

↑5日間、歌を教えた、カワイイカワイイ生徒たち!!
子供たちの瞳が本当に澄んでいてキレイで…
感動を通り越して、なんだか、ショックだったのを覚えています。

Bath

↑最後の日、自分にご褒美~
夕陽が沈む海を見ながらのドラム缶風呂は最高!!
でも意外と、お風呂に入っていた時間より、海に入っていた時間のほうが長かった…
やっぱり、海が好き!(By うる星やつら)
 
Morning

これが、帰国する日の朝焼け。
この朝焼けの中、船に乗って島を離れるのです。
こんな美しい景色見たら、たいがい、こう思っちゃうのよね。

「また、絶対来よう。」

カオハガンは、リピーターが多いそうです。
一度行くと、その気持ち、よ~く分かります。

ミュージカルの本番は、16日、17日。
で、次の日、私が本番。

みんな、楽しくいこうね~っ
先生も、楽しむからさ~っ

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May 06, 2007

私のパソコン・・・・・・・・かん。

マジ、調子悪い。

今、ずーっと書いてたのが、突然真っ黒になって消えた・・・・・・

クソ~!!

この間も、面白い出来事があったから書いたのよ、
そしたら、突然消えちゃったのよ。
でも、面白いから、もう一回チャレンジして書き直したのよ
そしたら、また途中で真っ黒になって、全消え・・・・・・・・・

私は思ったね
「あ~、この出来事は書いちゃいけないってことなんだな。」と。

不思議なことに、その後、別の話題を書いたら消えなかった。
ん~、何か、あるのか?単なる偶然なのか?

ちなみに、書きたかった出来事ってのを今、サクサクっと書くと・・・・・

知り合いの親子と焼肉を食べに行ったら、最初は楽しくやってたのに
2時間後は親子で大ケンカになってた。
いや~、凄かった。
こんな親子もいるんだなぁ、と思って。

ウチは、大ケンカとか一切したことないのね。
必ず、誰かが折れるか、従うか、譲る。
でもそうじゃなくて、本音を言いたいだけ言い合う、っていう親子もいるんだな、と。
ま、お二人共お酒を飲んでらしたので、余計に拍車がかかってしまったのかも。

でもね・・・・・第三者から見れば
お互いが少しづつ、歩み寄ればいいことじゃないのかな、と思う。
もっと言えば、子供は親孝行できる時間が限られてるんだから
親のワガママも聞いてやらなきゃ。

な~んてことを、もうちょっと面白く書いてたんだけど・・・・・・
全消え。
しかも、一度書いたものは、二度目に同じものは書けないのよね。
一度目ほど、面白くは絶対ならない。
もう、どんだけ、ガックリしたことか・・・・・・・

で、今だよ。
今、熱海五郎一座の稽古中のこと書いてたのに、
消えたよ。
渡辺さんのことを書いてたのよ。
渡辺さんは、稽古場一、自由人だってことを皆さんにお知らせしとこうかと思って・・・・・・・
これも、何かのお告げだろうか?

よし、消えないうちに、簡単に書こう。
渡辺さんは、先生の言うことを聞かない生徒みたいです。
三宅先生も、だんだん渡辺君を見放すようになってきました。
いや、見放してるわけじゃないと思うけど、
放し飼いです。
で、いい加減、溜まってくると、三宅先生は注意します。
渡辺君は、一瞬静かになりますが
一分後には、元に戻っています。

面白いです。
ああ~、消えちゃ困る!
もう、この辺で強制的に止めるゾ!
それでは、さいなら~!!

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May 02, 2007

5月3日!!・・・・・・かん。

5月3日は、我が劇団の座長・三宅裕司さまの56歳の誕生日でございます!!

ここ何年も、SETの本公演は秋。
そうなると、当然、その頃が誕生日の人ばっかり、祝ってもらってる。
だいたい、毎年やってもらってるのは、小倉さんである。

しかし、小倉さんは、どんだけサプライズしても
いつも、反応がモワッとしている。
物凄い驚きとか、泣けてきそうな感動ぶりがない。
だから、仕掛けるこっちも、手応えが半ナマだ。

しかし、毎年懲りずにやってるからエライ。
それは、座長が毎年楽しそうに企画を一緒に考えてくれるからだ。
座長は楽しいことが大好き。
どんな時も、周りには笑いが絶えない。
やっぱり凄い人であり、素晴らしい座長なのである。

劇団員の誕生日ばかり祝って、座長の誕生日を皆でサプライズすることがめったにないなんて、おかしい!
今年の誕生日は絶対に座長のお祝いをしようと、固く思っていたのでした。

そしたら、どうだい。
熱海五郎の稽古中で、大御所も沢山いるではないか!
これは、まさに、やりどき~!

前々から計画して、本日、5月2日に決行となった。
朝から、ヨッシーがクラッカーをコソコソと皆に配り、白土さんはケンタッキーでチキンを56ピース買い、ラサール石井さんはプレゼントを用意し、準備万端であった。
目が合えば、皆、「準備は出来てるかい?」
という目をする。
「できてるぜ。」
という目で返す。
その目くばせの駆け引きがなんとも、ワクワクして楽しいのである。

ハッピーバースデーの、きっかけはきんかんの歌で始まる。
♪裕司が56~、ハッピバースデイトゥーユー♪
芝居で使う曲の歌詞を変えてきんかんが唄い始めると、
座長はニンマリしながら、やられた~!
という顔をした。
そして、この稽古場にいる、全ての人がハッピーバースデイを歌い
クラッカーがバンバン鳴ると、座長は物凄く嬉しそうな顔になった。

56ピースのチキンにローソクを立てて、小倉さんが運んでくる。
アディダスのジャージに”熱海五郎一座・56”と刺繍されたプレゼントを石井さんが運んでくる。
この為に呼んだ、NHKのカメラが稽古場の様子や座長の表情を撮る。

大成功だ。

いつも、人に与えるばかりの座長に
たまには、与えられる喜びを味わって欲しかった。
いつも、ご馳走していただくばかりで、私が座長をご馳走することは今んとこ、ありえないし・・・・・・・・・
ご馳走してもいいけど、「座長、値段、よく見て頼んで下さいね。」
って言うよ。

サプライズは感謝の気持ちです。

そして、今回はラサール石井さんにも大感謝。
プレゼントのジャージを買いに行き、知り合いの方に刺繍まで頼んで下さった。
石井さんの優しさと、友達の幅広さと、フットワークの軽さにペコリです。
ありがとうございました。

熱海五郎一座、非常に、温まってますよ~!!

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