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August 30, 2010

先生・・・・・・・・・・かん。

「負けない、逃げない、あきらめない。」

私が小学校5、6年生の時

黒板の上に貼ってあった教訓だ。

先生が書いた。

特に、私達で決めたわけではない。

でも、なぜか、私達はその言葉に

引っ張られるように

毎日を過ごしていたような気がする・・・・・・・・・

「あれはね、自分の為に書いてたんだよ。」


25年振りに再会した先生は、あの頃の本音を

ポロっと出した。

25年の月日は、先生の身長をちょっとだけ縮めてしまったような

気がする。

同級生が集まる中、お店に入ってきた先生は

あの頃よりも小さく見えた。

でも、いい笑顔といい声だ。

なんだ、やっぱり先生は変わってなかった。

あれから物凄く時間が経っているのに

先生にはとんでもない数の教え子がいるのに

私達のことをちゃんと覚えていてくれた。


「だって、僕が先生になって、3期目のクラス

だもん。覚えてるよ。」

「先生、あの頃、睡眠時間何時間だった?」

「4時間。」

「ひゃ~!!」

「職員室で、美術の先生とケンカもしたしね。

奥さんや、娘にかまってあげてなかったから

あの頃の話すると、ブーブー言われる。」

「だって、先生、あの頃は毎日Tシャツ短パンで

毎朝ギター弾いて、歌唄いましたよね。

で、よくギターの弦切ってた。」

「あはははは!

30歳だったか。あの頃は必死だったんだよ。」


あの頃、私達は毎日、授業の最後に

”生活記録”

という日記のようなものを書いていた。

それを提出して

次に日には、先生が何人かの文章をピックアップした

ダイジェスト版をプリントしてきてくれたのだ。

私は、それに載りたい為に必死で書いていた覚えがある。


「生活記録を読むと、皆の気持ちがわかるのと

あ、今日この子を叱ったまんまで帰しちゃったな。

とか、

褒めてやらなかったな。

とか、

いっぱい反省や、感じることがあって

面白かったの。」


そりゃあ、寝る時間もないし

家族サービスする時間もないわな。


私達は先生の愛情を100%頂いてたんだなぁと

思ったら、なんて幸せだったんだろうかと

改めて感じた。


その後、校長先生になられてからも

”職員室だより”

”校長室だより”

などを書いたり

全校生徒の名前を覚えたり

本当に、今でも、力いっぱい生徒と向き合って

いらっしゃる。


「子供はね、凄くわかってる。

学級崩壊って言うでしょ。

あれはね、先生が、ぶれるんだよね。

それを、子供達は見透かしてるの。

ぶれない先生には、子供はちゃんとついてくる。」


あの頃、私達は何の迷いもなく

先生を信じてた。

時々、キツイことも言うけど

それでも、一生懸命食らいついてた。

先生が一番、あの貼り紙

「負けない、逃げない、あきらめない。」

を、見てたのかもしれない。


時間が経って、わかる

人の愛情って、本当に沢山ある。

どうしてあの頃、わからなかったんだろう、

って、よく思う。

でもね、いくつになってもいいから

わかることが大事。

その時に感謝しても、きっと遅くない。


私は、先生と再会した後

とても清々しい気持ちでいっぱいになった。

幸せの肥料を沢山貰って育ったことを

本当に、本当に感謝しています。


卒業アルバム見ると

先生はマジ、イケメン!!

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August 27, 2010

試写会・・・・・・・・・・かん。

大森一樹監督、

キャストはほぼSET

で、作った映画

「世界のどこにでもある、場所」

の、試写会に行って来ました。

キャストやスタッフが撮影以来の大集合。

三か月振りで、ちょっと照れくさい感じもありつつ

試写は始まりました。


私は恥ずかしながら映画は初めて。

鬼太郎の映画で声優として出演した方が先でした。


色んなシーンを見る度に

「あ、これが今回のクランクインの最初のシーンだったな。」

「ここのシーンはこんな風に見えてたのか。」

「あ~、もっと間をとればよかった・・・・」

反省、発見、数知れず・・・・・・・・

気が付いたら、ちょっと心臓がドキドキしてました。


芝居って面白い。

本当に、そう思う。

演じるって、なんて面白いことか。

そして、一つの役が底なし沼。

まるで、天国と地獄のようなのです。


沢山の思いはありますが

最終的な感想は

「もっともっと、映画やりたい。」

でした。

これは、単なるゴールではなく

私にはスタートです。


やっぱりね、やらないとわからないことがいっぱいあり過ぎるのよね。

だから、わかりたいってことなのね。

わかってないでやるのと

わかっててやるのは、明らかに違う。

わかってないでやって上手くいくこともあるけど

作り方によっては、わかっててやったほうが上手くいくんだと思う。


舞台と映画はまるで違う。

同じ芝居でも違う。

声優も芝居だけど、これもまた全然違う。

どれも奥深い。

だから面白くてやめられないんだよね。


映画の公開は来年2月です。

どうぞ、お楽しみに・・・・・・・・・・


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August 23, 2010

あっちこっち・・・・・・かん。

先週は、あっちこっち行って来ました~。

まずは、大分県別府。

こちらは、文化庁からのお仕事でして

国語の先生方と方言の勉強をするというものでございますが

ま、そんな硬い雰囲気はなく 

大分弁で、「ドラえもん」のアフレコに挑戦する!

という、非常に魅力的なワークショップなのでした。


ご一緒させて頂いた方が凄いのよ。

本物のドラえもん

声優の水田わさびさん。

そして大分弁のご指導は

エヴァンゲリオンでお馴染みの

岩男潤子さん。


で、私と後輩の大関君は、

アフレコをやる前のウォーミングアップを担当でございました。


なにしろ、お二人共、持っている雰囲気が

全く違うのですが、素敵。

わさびさんは、明るくてとても元気で、よく笑い、

子供心を忘れていない感じの方。

そして、潤子さんは、一つ一つのことに

とても丁寧さが伝わるような方。


「うわ~、私の中にない・・・・・・」

って感じ。

見習いたいことばかりでした。


さてワークショップは、皆さん、現役の国語の先生とは言え

初めてのアフレコなので、とても真剣に

そして、楽しく進められました。


学びたいと思う集中力が凄いので

教える私も、とても手応えを感じられて

清々しかったです。

打てば響くほどに

教えれば、すぐに吸収して上達していく様を

見ているのは爽快でした。


先生方は学ぶ楽しさ

私達は教える楽しさを味わった

素晴らしいワークショップでした。

さて、続きまして、昨日は日帰りで京都へ。

これは、毎年恒例、京都太秦映画村にて

妖怪まつりイベントに参加してきました。

いや~、暑かったsweat02

帰ってきてTシャツ見たら

塩が浮いてたsweat02


ここでは、作家の京極夏彦さんと

鬼太郎グッズのオークションをやったり

個人的には、ウチのお店の駄菓子を売ったり、

高山みなみさん、中山さらさんも自分のグッズを売ったり

ゲゲゲ組の限定Tシャツや、パラパラCDを売ったりしておりました。

いっぱい買ってくれた方、本当にありがとうございました。

嬉しかったわ~crying

私は、今年初めて参加したんですけど

妖怪が好きな人って、いっぱいいっぱいいるのね~。


オークションは鬼太郎グッズだけではなく

妖怪の絵画や、人形など

背筋が涼しくなるような作品が

多数出展されておりました。


汗だくになりながら、皆で妖怪まつりを盛り上げて

祇園では、牡丹の柄の風呂敷を買い

帰りの新幹線では柿の葉寿司を食べ

日帰りの割にはずいぶん堪能したなぁと

我ながら大満足でした。

駄菓子もだいぶ売れたしねwink

ご協力、ありがとうございました。

さぁ~、8月も後半になってきました。

まだまだスタミナつけて頑張らないとね~!!


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August 17, 2010

きんの、この夏の大仕事

sunジリsunジリsunジリsun

残暑お見舞い申し上げますyacht

お盆も過ぎて、夏も後半戦ですね。

すっかりご無沙汰してすみませんsweat01

…っていつものことか…

しかし、状況は、いつもと違っていまして。


じつのところ、最近、引っ越しをしましたhouse

引っ越しって、こんなに大変だったっけ?
っていうくらい、体力を使いました。

…使っています。
現在進行形です。

とりあえず、50箱近くあった段ボールは片付きましたが、
こまごま、ちまちま、片付けてます。

キッチン、浴室、リビング…
収納にあれやこれや、頭を使ってます。 

でも…めちゃくちゃ楽しい~happy02

少しずつ、家の中が家らしく出来上がっていく感じが、たまりません。

ただ、心配事が、ひとつsweat02

作業していると、足りない物がちょいちょい出てくるsweat01

すると、ホームセンターでお買い物coldsweats01
大きい家具は、ネットでお買い物coldsweats01

が、ほとんどがカード払いなので、
請求がどれだけくるのか…coldsweats02

いろんな種類の汗をかく夏になりました。

ますます、仕事に精進せねばdash

環境を変えて、何が変わるのか?

見つけたら、報告しますね。


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August 15, 2010

バレエの発表会・・・・・・・かん。

毎年、夏になると、私の友人のバレエ教室が発表会を開く。

私はそこで、影アナウンスをしているのだ。

今年もその時期がやってきた。

昨日は舞台稽古。

そして、今日はこれから本番だ。

バレエ教室が四つ合同しての発表会なので

6時間ぐらいは、やっている。

とんでもなくちっちゃい子から、大人の方まで

この一日に一年の成果を終結させるのだ。


・・・・・・とは言え

ちっちゃい子は、そんなことはまるで考えちゃいないだろう。

”何で出てんだろう~?”

と思いながら、舞台に出てるに違いない。

舞台袖で、彼らを見ているのは楽しい。

そして、キレイな衣裳を着せてもらって、嬉しそうだ。


私も、小さい頃はバレエの衣裳に物凄く憧れた。

あの、パッと開いたスカート。

白いタイツと

ピンクのリボンが付いたトウシューズ。


買ってもらった水着にヒラヒラしたスカートが付いてるだけで

物凄く嬉しくて、家の中で着てたことがあった。

高いところから、ぴょ~んと飛ぶと

スカートがひら~っと広がって

バカみたいに何回も机の上から飛んでた。


友達の家に、バレエの発表会の写真が飾ってあって

よく眺めた。


幼稚園のお遊戯会で

ドレスを着る女の子の役がやりたくて

だだをこねて、先生を困らせた。

なぜ、先生が困ってたかと言うと

ドレスを着るには

私はチビすぎたのだ。

他の子は皆、背が大きかった。

子どもなりに、薄々感づいてはいたが

なりたいものは、譲れない!

頑張って、だだをこねた・・・・・・・・


お遊戯会本番。

私は

小人の役だ。

適役であることに、確実に感づいていた。


赤い三角帽子に

青いちょうちん袖の服に

白いタイツ。

お化粧もしてもらって

ブルーのアイシャドウには、

我ながらご満悦だった。

鏡を見て、

「まんざらでもないな。」

と思った。

優子ちゃん、納得。

女子はね、女子はね、

キレイで可愛いものが好き。

いくつになっても

あのバレエの衣裳には憧れる。

でも・・・・・・・

今、着たら・・・・・・・・


「あれ?ネタやるの?東村山?」


って言われるだけだ・・・・・・・・・

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August 12, 2010

メンテナンス・・・・・・・・・かん。

近頃は自分をメンテナンスしております。

病院はあんまり好きではありません。


先日、右手の親指が腫れまして、

痛みもあり、よく見ると中に膿が溜まっている感じ。

いつか、腫れは引くだろうと、自分の自然治癒力に期待していましたが

なかなか引かないので、仕方なく皮膚科へ。

「あ~、これはヒョウソウだね。ささくれとかを

むやみに取って、そこからバイ菌が入ったんだよ。」

薬を頂いて、あっという間に良くなりました。


そして、それと同じ頃、膝から下に急に

しっしんのような、痒みが出ました。

ヒョウソウで、せっかく皮膚科に行ったんだから

ついでに診てもらえばよかったのに

それについては、また自然治癒力に望みを

託してしまい、診てもらいませんでした。


がーしかし、私の自然治癒力はまたしても

特に本領を発揮せず、いつまでも痒い。

かきすぎて、お肌も荒れてきた。

私は堪忍して、塗り薬をもらってきました。


さて、続きましては、歯医者さんです。

本当にできればお世話になりたくないベスト1です。

でも、治療中に先生から、為になるお話を聞きました。

「キシリトール入りのガムは一日3回、噛むといいですよ。」

歯を強く、虫歯を出来にくくするそうです。

フィンランドでは、学校で、食後にガムを噛むことが習慣になっているそうで

歯医者さんも、専門的に細かく分かれているそうです。

歯は遺伝するので、親が虫歯が多かったか

歯周病だったかを知っておくといいらしいです。

ま、とにかく一日3回、寝る前も有効なガム習慣は身に付けるといいみたいです。

歯は大事ですからね。


そして、女子には大事な子宮ガン、乳がん検診。

これは、お年頃の方は行っておかないとです。

横浜市から、無料検診の通知も頂いたのでちょうどいい。

何もなかったとわかれば安心ですからね。


てなわけで、近頃は色んな病院めぐりをして

来月からの本公演の稽古に向けて

体調を整えております。


今日はヨガのレッスンを受けてきました。

受けるのは、楽しい。

教えるのは大変だ。

「丸山さんは、何かスポーツをやってました?」

「はい、色々と。」

「その集中力はとてもいいですね。

でも、もう少し、楽にやって下さい。

でないと、故障に繋がってしまいますからね。」

先生のおっしゃる通りでございます。


メンテナンスして、体を中から、外から、精神から、色々な方向から

整える。

終わった後はいつも、清々しい気持ちになる。

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August 08, 2010

本日は・・・・・・・・・・かん。

本日は、母の三回忌の法事でした。

あれから、二年が経ちました。

今、振り返ると、あっという間。

でも、あの頃は二年後の自分がどうなっているか

全く想像もつきませんでした。


どうなっていたいか。


という希望すら、私の中にないほど

絶望的だったのでした。


母を失うことで、自分の存在すら必要ないと

思ってしまうほど

母は偉大だったのですね。


私は表向きには、しっかり者のように見えても

中身は全然子供。

そんな子供が母の死を体験することで

やっと成長したのではないかと思います。


私が30代の頃でしょうか、

寒い冬の日に、母とどこかへ出掛けたことがありました。

その帰り道、あまりにも私が寒い寒いと言うので

母は私の手を握って、家まで手をつないで帰ってくれました。

いい加減いい年の私と、母が手をつないで歩くのは

なんだかちょっと恥ずかしい気がしました。

でも、母にはそんなことは関係なく

母にとって私はいつまでも子供で

子供が寒いと言えば、温めてやるのが当然なんだと

何も言わずに教えてくれました。

その時の母の手はなんと、温かかったことか。

年を重ねてきた肉厚の手は、

ただ温かいだけじゃない、なんともいえない深い温もりがありました。

手を握る。


こんななんでもない小さなことを

本当に大きな愛情として私に残してくれた母に

今日はいっぱいいっぱい感謝したいと思います。

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