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April 03, 2017

「ゲゲゲの鬼太郎」無事終了!……かん(砂かけばばあ)

ミュージカル「ゲゲゲの鬼太郎」無事終了じゃ。

ご覧下さいました皆さま、どうもありがとうございました。

妖怪の闘いが終わり、平穏な日々が戻ってきたけれど

なんだか寂しいので、稽古前に参考資料として頂いていた

私の出演していない、2014年版のゲゲゲの鬼太郎公演DVDを観てとりあえず

消化……

今回は、お話の中で、一人の少女(ミズキ)が命短く死んでしまいます。

おばばの私が、主人公のまさお君にそれを告げると、

彼女に想いを寄せていたまさお君が

ぽつりぽつりと歌い始めるのです。

私はその歌が好きで好きで……本当なら最後まで歌を聴いて

とことん泣きたいところだけど、そうもいかず

さっさと気持ちを切り捨てて

衣装の早替えをしなければなりませんでした。

お芝居は、観ているお客さんの為にある。

いくら悲しい場面でも役者がお客さんより先に泣いてはいけないという

法則がある。

この舞台は、単なる妖怪話ではない、誰もが乗り越えなければならない

“別れ” を通して、人はまた大きくなることを語っています。

そして、死んだミズキちゃんは、無事極楽へ辿り着き

お釈迦様になって皆を見守るのです。

水木しげる先生も、子供の頃から、“人間は死んだらどうなるのか?”と

不思議に思っていました。

亡くなった人は、幸せにしているだろうか……

もっと色々と尽くしてあげられたんじゃないか……

返ってこない返事を待っている人も多いのではないでしょうか。

私もそうかもしれません。

でも、そんな気持ちをこの舞台でミズキちゃんが、

「大丈夫だよ〜。」

って安心させてくれたような気がしています。

そんなところも、この台本を書いたラサールさんの優しさなのかなと

思ったりもして……

そんな涙と笑いに包まれた舞台の終演後、

ロビーで砂かけばばあの衣装とメイクのまま、

お客様をお見送りしていると、少しお年を召されたお母様が

私の所にやって来て、マジマジと顔を見て

「あら〜!ノーメイクだったのね〜!」って

コラ‼︎


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