ただいま~!!
前回、私はベトナムへ行ってくると予告していたわね~
あ~帰って来ちゃったわ。
旅行って、慣れて楽しくなってきた頃に
必ず、帰らなきゃならないのよね。
今回も、完全に物足りない感じ・・・・・・・
ということは、裏を返せば、楽しかったってことよ~!!
さて、今回の旅は私の知り合いが連れてってくれるということで
色んなことが、お任せ状態でした。
連れて行ってもらったのは
私とカナティ。
飛行機のチケットの手配から
成田までの車の運転まで
全て、ボスの仕切り。
至れりつくせり
もう、ある意味私達、お姫様状態だったのよ。
で、初日。
成田に着くと、まず海外保険に入ることにしたの。
「あなた達、名前と電話番号だけ書きなさい。
後は、私が書くから。」
言われるままに書き
後はボスにお任せ。
するとボスが
「生年月日は?」と聞いてきた。
「え~とね、1969年の4月4日」
そう言いながら、書類を覗き込んだ。
すると、そこには思いもかけない事態が発生していたのだ!!
行先の欄に
「オーストラリア」
と書いてある!!
「んん!?嘘でしょ?ええー?ベトナムじゃないの?」
私の心の中で静かに、山が噴火した。
後ろで、時刻版を見ているカナティに、そっと言ってみる。
「ねえ、ねえ・・・・・・・もしかしてベトナムじゃなくて、オーストラリア?」
カナティは目を丸くした後、声にならないなんとも言えない顔をした。
そして、何かが壊れたように
私達は大爆笑した。
後ろを振り向き、ボスを見る。
「ちょっと!!どこ行くの!?」
ボスもゲラゲラ笑い始めた。
ゲラゲラゲラゲラ笑っている。
ざま~みろ的な笑みだ。
悪魔に見えた。
世界を股にかけたドッキリに、私達はまんまと騙されたのだ!
元々、この計画はベトナムか、オーストラリアのどちらか、
というものだった。
で、どっちにするかは当日、成田の空港で発表することにしていた。
しかし、やはり行先を事務所や家族に知らせておかないと心配ということで
行先を聞こうとしたら
ボスの携帯は世界で使えるということだった。
そこで、納得したのが、間違いの始まり。
今考えれば
ボスの口から確実に行先は聞いていなかったのだ。
色々と3人で旅の計画をしている内にボスは
ベトナムの話ばかりする。
意外と抜けているところのあるボスだから
これは、完全にバラシちゃったわね。
てな感じで、私もカナティもベトナムの本を買ったり
ネットで夜中までベトナムの資料をプリントアウトしたり
散々勉強し
成田までの車内でもベトナムの話ばかりした。
ボスは私達がウキウキしゃべっているのを
ずーっと
「バカだなぁ・・・・・これからオーストラリアへ行くのに。」
と思って聞いてたに違いない。
「あ~!やられた。完全にやられた!!もう~!ベトナムって言ってなかった~?」
出発前に空港で寿司を食べながら
二人でブーブー言った。
オーストラリアに行くのが嫌なんじゃない。
騙されたのが、あまりにも規模が大きすぎて
私達はめまいすらしたのだ。
「私は、ベトナムへ行くなんて言ってないでしょ?
あなた達がベトナムの話をするから、返事してたんだよ。
ハハハハハ~!!
さ、頭を切り替えて、オーストラリアへ行く気持ちにしてね。」
胃が変になりそうで
頭がクラクラして
私、大丈夫か?
と思った。
カンタス空港のカウンターに来た時点で、時刻版の行先が
シドニーとかパースとかばっかりで
なんだかおかしいと思ったけど、
頭ん中はベトナムだから
「ここから、行くんだな~。」とか
のんきに考えてた私達。
はぁ~恐ろしい恐ろしい。
ボスは海外に年中行ってるので
私達のように海外というだけで
緊張するような人間ではない。
そのボスが「今回はファーストクラスで行くぞ!」と言う。
私達は喜んだが、やっぱり騙された。
ファーストクラスは自分で確保しろ。
ということだった。
オーストラリアのパースへ行く最終便はガラガラなのだ。
10時間の機内で、エコノミーは窮屈。
寝るにも大変。
だから、シートベルトを外していい時間になったら
真ん中の3席シートで空いてる所をとって
横になって寝ろ、ということなのだ。
なるほど。
正解。
いいことを教えてもらった。
帰りももちろんその方式で、ファーストクラス。
旅の知恵が一つついた
さ、いよいよ私達はベトナム
いやいや、オーストラリアへ到着。
次回へつづく・・・・・・・・・・・・・